kansou | n o t e(秋)

n o t e(秋)




2018 09 17

 

 

イラストレーション・フェスティバルが終わりました。

たくさんの方に絵をご覧いただきました。

見てくれた方、買ってくださった方、

感想伝えてくれたあなた、ありがとうございました。

 

企画展の「3人の読んだ景色」から「星の王子さま」の絵。多角形。

個展「一瞬の初夏、」からの絵。ひらひらの紙。

個展「すべての天気の下で」から布の絵。

冊子、カード、レターセットの販売。

10名さま限定の「小さなライブペインティング」の2日間となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

とても良いイベントでした。

本当に参加できて良かった。嬉しかった。

絵を見てくれる時の、みなさんのいきいきした表情をたくさん見られたから。

 

小さいお子さん連れの方が多く嬉しかったです。

指さして「あお!」って。

どんぐりも拾ってくれました(床においていたんです)。

 

記憶の奥に残るといいな。

 

 

 

 

絵を描くときは独りです。

夜中まで自分に向き合って、絵の具まみれで。

そういう、独りの時間との、ものすごく逆の時間でした。

個展も逆の時間といえますが、

でもこの2日間では経験したことのないキラキラとした、

ずっと楽しい、ご褒美のような時間をいただきました。

 

イラストレーターさん、絵描きさんと搬入の時から同じ空間にいれて幸せでした。

なかなかみなさんとお話ができなかったのですが、

一緒に作れただけで充分に。

 

みなさん優しくて、おもしろくて、まじめなんだよ。

素敵な絵って、人生の積み重ねでできているんだなって改めて感じました。

絵がご本人に似ているのもいいな。

今はネットで作品をみることもできるけれど、

ご本人を知ると絵がもっと好きになるし、わかるね。

 

ゆっくりみたいから、個展にいこうと思います。

 

 

 

 

「小さなライブペインティング」は、

担当のkkさんが付けてくれた名前で、ぴったりですよね。

お客様とお話しながら、カードとご本人の雰囲気に合わせてひし形の額に色をつけました。

小さな時間の共有、楽しかった。

飾ってね。

(写真は告知用のもの)

 

手紙社のみなさん、ボランティアのみなさん、優しく丁寧で、すごいなあ、、と思いました。

イラストを伝えたい、楽しんでもらいたい!という気持ちが伝わってきました。

 

ほんとうにほんとうに、お世話になりました。

 

 

 

 

イラストレーション・フェスティバルに参加できて、勇気がぐんと出ました。

なんでかというと、、うまく書けるかな、書いてみます。

 

搬入をふくめた三日間、

私はやっぱり絵描きなんだ、って、よりわかる瞬間が何度かありました。

 

私は自分のことを、絵描きだと思っています。

絵が好きで、描いてきて、でもイラストももちろん好き。

イラストレーターの方をとっても尊敬しています。

絵とイラストを区別する必要はないとおもう。

どちらもすばらしい、これも本当の気持ち。

でも13年間、絵のことをやってきて、やっぱり違うとも、おもう。

私にできること、できないことを自覚したからかな。(それは良い事でした。)

だからイラストに尊敬がある、のです。

なんか、カタコトになってしまいました、、。

 

そしてまた、「でも」、ですが、

でも、枠をきめないで、描きたいものをおもいきり描こうと思います。

誰かがイラストって思ったら、私の絵もイラスト、

そういうゆらぎは好きだし、まざる自分になりたい。

だって夏と秋がまざる今の季節や、

夕日と青空がまざる時間は美しいもの。

 

2日間、絵を見てくださった方のいきいきとした表情を信じているから、

勇気がぐんと出たのでした。

私は絵が大好きさ。

 

また絵とともに、お会いしましょう。

 

 

 

kansou16:42 。。。。



2018 08 03

 

 

 

MA BO RO SI

 

 

7月の終わりの日曜日、

私たちはいつもの場所で、MA BO RO SIになった。

私は絵、彼女はお酒やジュース。

いつもの場所というのは国立の、circus。

 

夕暮れと共に現れ、夜更け前に消えゆく。

あるようでないような、それはまばたきの間の出来事。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中でコースターに、色と名前を描く。

名前はあなたの名前。

みんなのコースターは今どこにあるのかな。

 

 

そうそう、メニューも作って、2人とも気に入っている。

お酒とジュースは、MA BO RO SIのためもの。

私はお酒のめないから、ジュースがおいしい時間にしたかったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

夜更け前に消えゆく。

 

 

 

お越しいただいたみなさま、ありがとうございました。

 

(今度は当日ではなくて、事前に告知しますので、その時にまた、お会いしましょう。)

 

kansou22:02 。。。。



2018 06 20 雨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一瞬の、初夏」、museumshop Tさんでの個展が終わりました。

ほんとうに初夏、一瞬でしたね。

 

見に来てくださったみなさま本当にありがとうございました。

貴重なお時間を頂いて嬉しかったです。

たくさんの方とお話しできて楽しかったです。

 

 

 

 

軽い紙を使い、壁から浮かせた展示にしました。

初夏の絵は空気をふくむ、軽いものにしたかったからです。

みんなが歩くと少しゆれました。

 

春から初夏、梅雨の始めの絵です。

 

このような時期の自分の気持ちの絵です。

季節も、日々も、生きるかぎりつづく、グラデーションのなか。

私は絵で切りとって描いて、みなさんに見ていただいたのでした。

来年の初夏はきっとまた、ちがう気持ちです。

 

季節を感じた時の気持ち、をテーマに描くことはまだつづけようと思います。

それって季節の情景を正確に描き写すこととはちがうので、

自分の状況にもよるし、苦手な季節も絵でかいてみたら違う面がみえたり、

前向きになれるのでいいなあと思っているところです。

 

 

 

 

今回は額のオーダーもお受けしました。

こんなようすの額、私が手作りします。

絵を買ってくださった方々ありがとうございます。

楽しみにおまちくださいね。

 

 

 

 

私は個展って、見に来てくださった方とお話するうちに、

「私こういうつもりで描いたんだ」と思うことがよくあります。

 

心のなかのことを具体的に言葉にしだすということかな。

だから個展の完成は2回あるとおもう。

搬入の日と、最終日。

 

 

 

 

例えば、ピンクの話。

ピンクがいっぱいの絵って今までなかったですねという話になって、

実際の花をみて感動してあの色を描こうと思って使った色なんですよ、とか。

 

例えば、ぜんぶ女の子が真ん中にいるねという話になって、

真ん中にいる、というのは初夏にまっすぐ手をのばすように、

主役を主役にするという気持ちからだよ、とか。

 

話しながら出てくる言葉だから、会話といえば会話で、絵の正解とは違うのだけど、

そういう時の気持ち、あれなんだろう。

楽しい気分。

やっぱり考えるのが好きなのかな?

 

ほかにも色々あったけど、面白いなと思ったのは、

「止まっている」「動いている」、どちらも感想で聞けたことです。

なんでかなって考えたけど、これは次の絵につなげてみたいと思うので心にしまってみます。

 

そしていつも聞かれるけれど、

今回一度もご質問がなくハッとしたこと、絵にお話はあるんですか、です。

私がやりたかったこと、ひとつの空間で絵の流れを描くこと、

みなさんに伝わったんだなと思って、とってもとっても嬉しかった。

 

読み取ってくださって、ありがとうございました。

絵をみることってそれなりにパワーがいることだと思うので、

ただただ、嬉しいな、、という気持ちでした。

 

 

 

 

 

 

お花を友人にお願いしました。

 

彼女は期間中なんども足を運んでくれました。

 

circusさんにクッキーをお願いしたことでも思ったけど、

花や食べ物には鮮度というものがあり、

それを生業にしている人たちのこまめな繰り返しのおかげで、

おいしいなとか美しいなって楽しませてもらっているんだって、

近くにいてとてもわかりました。

 

友人が花を活けているあいだ、印象的だった一瞬があって、

それはグラフィックデザイナーのマルヤマさんと、

本の店長さんと、花の友人がそれぞれの仕事に没頭している長い、一瞬。

私は椅子に座って、その仕事の海にただようばかりで、幸せでした。

 

大人は最高なのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

この季節は一瞬、髪を結ぶ動作のように。

そして、髪は雨をうける。

夏にむけて、体に水をたくわえる。

 

よかったらまた、見に来てくださいね。

今年はまだまだ、描きます。

その時はまた、よろしくお願いします。

 

 

kansou23:19 。。。。



2018 03 19

 

 

 

 

トキオリ書房企画展『3人の読んだ景色』、終わりました。

ありがとうございました。

春先の花粉も多いこの時期、貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました。

 

トキオリ書房さん、Gallery Cafe3、

お料理担当o3njiさんには大変おせわになりました。

田辺俊輔さん、TAKAHASHI AYACOさんの絵もすてきで、

ご本人も面白くて楽しい2週間でした。

お2人から学ぶことが多くありました。

網が網をよぶように知り合いがつながっていることを実感した日々でもありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はしつこいようだけど、自分でいいなあと思える絵がかけたことが嬉しかったです。

 

描いていたのは1月−2月なので、もう次の絵のために私の背後を流れている感じではありますが、

そう思えたことがまず良かったです。

 

私なりの絵とお話の関係、まだ答えはでません、、その関係に名前がつきません。

でも、中心、ということとつながる気がする。

(くわしくはトキオリ書房のzine〈トキオリ書房通信01〉に書きました。)

(トキオリマークの可愛さといったら、、)

 

描くことでさらにむきあってみます。

たのしみです。

 

 

 

 

 

 

グループ展が久しぶりだったので、この温かさなつかしい、とも思いました。

みんなで同じ方向をむいている安心と、でも自分のことをしっかりやろうという心がけ、

そのバランスが前よりとれるようになっていました。

 

会場の3は、2012年に個展をさせていただいた場所なので、

ただいまっと帰れたことも嬉しかったです。

帰れる場所があるから、新しい場所にいけるんだなって、最近おもう。

東京にはそういう場所がいくつかあります。

 

本やスカーフを買ってくださった方へ、ありがとうございます。

楽しんでもらえると嬉しいです。

私は田辺さんとタカハシさんのカードと、

トキオリさんの選書「黄色い目の魚」をお買い物しました。

 

本、もっと読みたいなと思いました。

トキオリさんに質問されて気付いたんだけど、

いつも、本を読みながら映像とか、自分の絵で情景がうかびます。

椅子に座りながら豊かな時間になるし、

静かに心が動くので本がやっぱり好きです。

てっとり早く実を得られるわけではないけれど、

重なっていく想像はあなどれなくて、

文字が読めるうちは続けたほうがいいかも、と感じました。

 

次は、5月に国立で個展です。

そして今年は、いろんな新しい場所にいくことになりそう。

ブローチも毎日かくよ。

 

よかったら、また絵をみにきてくださいね。

 

 

kansou20:43 。。。。



2017/10/1

 

 

10月になりました。

 

 

 

 

 

SUNNY BOY BOOKSでの個展「新しいかけらと秋の仕草」が終わりました。

 

絵を見にきてくださった方へ、ありがとうございました。

とっても楽しく、さまざまな気持ちになりました。

 

絵や、新しい本と画集や、おきもの、レター、スカーフ、カード、

買って下さったみなさまありがとうございました。

生活のなかで、楽しんでもらえたらうれしいです。

 

(新しい本はうりきれてしまいました。

うれしいな。

増刷したらまたおしらせしますね。)

 

 

 

 

 

 

新しい絵はかけらのかたちの絵でした。

 

何かを思いだすのが好き。

秋はとくに、思いだす季節です。

年中、私にとって思いだすことは大切なこと。

記憶が大きな面だとしたら、思いだす場面だけ、かけらのように浮かぶ。

何かを思いだして、今をかみしめることが、生きる味。

 

リンゴの蜜みたいな感じ。

 

 

 

 

 

 

今回は人生いち長く感じる個展でした。

 

サニーの外のガラスに搬入の時に白だけで絵をかきました。

 

リンゴと女の子の絵なんだけど、

在廊に来るたびにリンゴを赤くぬりました。

それはさまざまな気持ちで描く時間でした。

個展中は時間がなびくのによく気付けます。

笑いながら、泣きながら、ぼんやりしながら、おしゃべりしながら。

それをリンゴの赤にこめてきゅっきゅとぬりました。

 

 

リンゴがリンゴだとわかるくらいにはっきりぬることができたように、

今回、はっきりできたことがいくつかあります。

それは個展にむけてコラムを書かせてもらったことで得られたことです。

 

青やそのほかの色のこと。

 

絵のなかの「おんなのこ」の存在と、

そこから始まる私とあなた。

 

最近、興味のある季節について。

 

子どものころの性格や絵にまつわること。

 

質問スタイルは店主のサニーさんにお願いしました。

時間をたくさん使ってくださったのだなとわかる、

ご質問と感想を毎回いただいたことがありがたかったですし、

個展の準備として書くことで、

じっさいの期間中にはみなさんからいただいた感想を、

より、すっとすなおに感じとることができました。

 

言葉にしてこなかったことを言葉にして、

心の真ん中がどっしりしたのかな。

 

真ん中がどっしりするとそのまわりが風通しがよくなるイメージ。

 

ことばがそこにすっとはいってくる。

 

(コラムここでよめますよ。

http://www.sunnyboybooks.jp/author/miku-shimizu/

 

 

言葉にしない曖昧も好きだけど、はっきりもいいものですね。

曖昧はやきいもみたいで、はっきりはぶどうかな。

秋の味覚で例えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵をみてくれる方が、同じ絵をみているのに、

それぞれ気付くところがぜんぜん違うのがおもしろい。

 

毎回みてくれる方が今回の絵でそこに気付いてくれたんだ、とか。

例えば目に色が入ったね、とか。

 

ぱっとみて人物に目がいくひとといかないひとがいたり。

色が好きといってくれたり、線が好きといってくれたり。

線の色が紫と気付いてくれたり。

楽器演奏する絵すごくむずかしそう!と楽しそうに。

(むずかしかったです!)

 

それぞれだけど、秋のここにいるのは同じ。

ここで生きていることは同じ状態だなって思う。

 

 

私は個展が終わった翌日はとても幸せな気持ちになります。

心が充実していて、頭があまりはたらかないから、心がでてくる。

ごきげん。

ごきげんってとってもいいな。

 

またいつか思いだす、今日。

パレットで色つくりながら、

世界堂で画材を選びながら、

プリンターで印刷しながら、

思いだそう今日を。

 

新しい思い出、新しいかけらたくさんできました。

 

絵をみてもらうことって私にとって、まるつけていただくような嬉しいことです。

 

ありがとうございました。

よかったらまた、見にきてくださいね。

 

 

 

 

 

kansou12:20 。。。。