kansou | n o t e(秋)

n o t e(秋)




2017/10/1

 

 

10月になりました。

 

 

 

 

 

SUNNY BOY BOOKSでの個展「新しいかけらと秋の仕草」が終わりました。

 

絵を見にきてくださった方へ、ありがとうございました。

とっても楽しく、さまざまな気持ちになりました。

 

絵や、新しい本と画集や、おきもの、レター、スカーフ、カード、

買って下さったみなさまありがとうございました。

生活のなかで、楽しんでもらえたらうれしいです。

 

(新しい本はうりきれてしまいました。

うれしいな。

増刷したらまたおしらせしますね。)

 

 

 

 

 

 

新しい絵はかけらのかたちの絵でした。

 

何かを思いだすのが好き。

秋はとくに、思いだす季節です。

年中、私にとって思いだすことは大切なこと。

記憶が大きな面だとしたら、思いだす場面だけ、かけらのように浮かぶ。

何かを思いだして、今をかみしめることが、生きる味。

 

リンゴの蜜みたいな感じ。

 

 

 

 

 

 

今回は人生いち長く感じる個展でした。

 

サニーの外のガラスに搬入の時に白だけで絵をかきました。

 

リンゴと女の子の絵なんだけど、

在廊に来るたびにリンゴを赤くぬりました。

それはさまざまな気持ちで描く時間でした。

個展中は時間がなびくのによく気付けます。

笑いながら、泣きながら、ぼんやりしながら、おしゃべりしながら。

それをリンゴの赤にこめてきゅっきゅとぬりました。

 

 

リンゴがリンゴだとわかるくらいにはっきりぬることができたように、

今回、はっきりできたことがいくつかあります。

それは個展にむけてコラムを書かせてもらったことで得られたことです。

 

青やそのほかの色のこと。

 

絵のなかの「おんなのこ」の存在と、

そこから始まる私とあなた。

 

最近、興味のある季節について。

 

子どものころの性格や絵にまつわること。

 

質問スタイルは店主のサニーさんにお願いしました。

時間をたくさん使ってくださったのだなとわかる、

ご質問と感想を毎回いただいたことがありがたかったですし、

個展の準備として書くことで、

じっさいの期間中にはみなさんからいただいた感想を、

より、すっとすなおに感じとることができました。

 

言葉にしてこなかったことを言葉にして、

心の真ん中がどっしりしたのかな。

 

真ん中がどっしりするとそのまわりが風通しがよくなるイメージ。

 

ことばがそこにすっとはいってくる。

 

(コラムここでよめますよ。

http://www.sunnyboybooks.jp/author/miku-shimizu/

 

 

言葉にしない曖昧も好きだけど、はっきりもいいものですね。

曖昧はやきいもみたいで、はっきりはぶどうかな。

秋の味覚で例えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵をみてくれる方が、同じ絵をみているのに、

それぞれ気付くところがぜんぜん違うのがおもしろい。

 

毎回みてくれる方が今回の絵でそこに気付いてくれたんだ、とか。

例えば目に色が入ったね、とか。

 

ぱっとみて人物に目がいくひとといかないひとがいたり。

色が好きといってくれたり、線が好きといってくれたり。

線の色が紫と気付いてくれたり。

楽器演奏する絵すごくむずかしそう!と楽しそうに。

(むずかしかったです!)

 

それぞれだけど、秋のここにいるのは同じ。

ここで生きていることは同じ状態だなって思う。

 

 

私は個展が終わった翌日はとても幸せな気持ちになります。

心が充実していて、頭があまりはたらかないから、心がでてくる。

ごきげん。

ごきげんってとってもいいな。

 

またいつか思いだす、今日。

パレットで色つくりながら、

世界堂で画材を選びながら、

プリンターで印刷しながら、

思いだそう今日を。

 

新しい思い出、新しいかけらたくさんできました。

 

絵をみてもらうことって私にとって、まるつけていただくような嬉しいことです。

 

ありがとうございました。

よかったらまた、見にきてくださいね。

 

 

 

 

 

kansou12:20 。。。。



20170617

 

 

 

 

 

最近描いていた絵 途中の写真

初めてのことと、今までの結局やめられなかったことがまじって、

どうなるかわからなくて描きながらドキドキしたな。

 

 

 

 

 

完成は、

SUNNY BOY BOOKSくん4周年の yom,yom sunny exhibitionで展示中です。

上から反時計回りに、

読むの色 みんなで読む色 読むが重なった色 

 

写っている絵、左は箕輪麻紀子さん、上はカナイフユキさん。

なんか合っているなーいいなーと思っています。

みんなの絵の下に貼ってあるのは、よむよむステッカー、8人の絵が入って700円。

 

サニーでは9月に個展をさせていただきます。

でもそれは関係なく選んでくれたんだって。嬉しいね。

 

思い出も信頼もある場所なので展示できること、光栄な気持ちを胸に、

同時に個展にむけて楽しく実験しながら、一生懸命描きました。

おめでとう。

 

 

 

 

 

 

 

4月に11年ぶりのぞろ目33歳になったのですが、

今年の誕生日は引っ越しでした。

とても風がぬけて、空が大きくて、またこの部屋で絵をがんばろうと思います。

 

近くに大きな木があって、葉のこすれるざわざわ音します。

引っ越して数日たって、「聞こえていることに気付いた」。

この音すごくいい。

安心の音です。

 

木には鳥がたくさんきます。

鳥はよく見てみて、口ばしがオレンジで、調べたら種類はムク鳥だとわかりました。

毎日見ていると、

木のてっぺんで責任感じているようなムク鳥とか、

電柱の穴が気になっているムク鳥とか、

電線にてっぷり座っている(どうやっているの)ムク鳥とか、

一人一人ちがうことがわかった。

 

ただの鳥、だったものがてっぷり座っているあいつ、に変化しました。

身近になるの楽しい。

 

ここはとても古いけれど、生まれて初めての景色の良い部屋で、

ぜいたくだなぁ、、と感じています。

夕日をじっくり見るなんてこと、私にはできないと思っていたので、

家にいる日は美しいグラデーションを遠くみて、

これがあれば充分幸せ、なんて思っています。

 

kansou21:23 。。。。



2017/3/29

 

先日、circusでの個展『レターと春の顔』が終わりました。

見に来てくださったみなさま、本当にありがとうございました。

いつも思うんだけれど、みんな忙しいのに時間を作って見てもらえて本当にありがたいな。

私も見たいものは見に行こう、と思います。

みんなみたいに、着替えて、電車とか高速バスに乗って、人とか絵とか見たいものに、会いにいこう。

 

今回、レター(手紙の雰囲気、手紙にまつわる、レターセットやポストカード)と

春の顔(私たちは、冬が終わり、春の顔になっています。

去年の春ともちがう顔、少しづつ進む生活。

それはみな独特なものなのだと思います。

それが良い状況であっても、好ましくない状況でも。曖昧とした今でも。)、

と、いうことでした。

 

みなさん、新しい絵とできたてのカードやレターセット、楽しんで頂けたかな?

私は楽しかったです、とても。

 

みんなカードを手に取って、原画の前にかざしたり、

箱のような額と合わせたり、

1枚、2枚、手に持って、1つもとに戻して、もう1枚ちがうものを手にとって、、

カードが光る、きらきら(そばには、花の瓶の透明)。

私には、美しい景色に見えたよ。

こんなふうになるんだなぁ、、なんて思いました。

自分の想像の一歩先、です。

 

カードと合わせて選ぶ『箱のような額』も好評でした。

平日はその場で真っ白の額に色をつけた。

ドキドキするけど、いい気持ちで描けました。

カードを貼る時は静かな気持ち。

カード←→原画、中間の存在と、

みんな嬉しそうな春の顔。

忘れない春の顔。

 

circusでの個展は2回目で、circusがcircusになる前から、お店のカードを作ったりしていました。

最近は、お互いの得意なことでこうやって仕事ができてとても楽しい。

今回も日祝限定の『喫茶circus』でお世話になりました。

ほんと大人になるっていいなー。

こういうことができるようになるから。

子どものころに思っていたより、もーっとおもしろいな。

あなたの成長が嬉しい、これからもよろしくね。

 

つぎはsunny boy booksで秋の個展です

なになにと『秋の顔』です。

秋の新しい絵を描くのが楽しみ。

山吹色とか、ぶどう色、、新しい青、、。

そのころは私たちはきっと秋の顔ですね。

 

 

(写真などをこちらにまとめています。

http://shimizumiku.com/works_exhibition.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

kansou18:39 。。。。



2016.10.27

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真/名倉さん

 

 

 

ARTS&CRAFT静岡手創り市終わりました

見てくださったみなさま、ありがとうございました

 

不思議な秋の二日間でした

心をまとめるのに時間がかかってしまいました

すっかり秋

 

どんな個展やイベント、絵のお仕事、どれも楽しく反省もあります

碧雲の庭ももちろん、そういう思いはあるんだけど、

それがあるうえで不思議な気持ちがあります

 

なんでかというと、2日間とも雨が降った(そして昼から晴れる)という天気のことがあります

予定していたことができなかった部分があります

それでもその中で、いわもとさんと一緒に表現することに力をそそぎました

私個人としては、自分の中の強さに出会えたことが良かったなと思います

雨の中でも描き続けようと思って、実際に描くことができたからです

絵描きとして来てるから、ってね

 

自然の中で表現をするということは、

そういう思いもしない強さ弱さに会えるのが面白いかも、と思いました

そこから学ぶ、体で学べるんだなー

 

不思議さは不思議のままで良いとしても、できなかったことがあるなあって思うから、

それはまた今度、どこかでできたらいいなといわもとさんと主宰の名倉さんと話していました

「そのころはみくさんの色も変わっているだろうしね」っていわもとさん。

そっか!変わっていくんだ

色は変わっていく、、

ブーケのお花の色が変わっていくように、、

そしてそれはとってもいいな、って思える

 

 

家の中で描いた絵も、

自然の中で描いた絵も、

いわもとさんの手によって、

それぞれ素敵なブーケになりました

 

それぞれがそれぞれの家に旅立った

みなさまの彩りとなりますよう

 

 

 

いわもとさんの作業が近くで見れて、

スタッフさんやお客さまとお話できて嬉しかったです

手創り市終わって、行ってみたかった三島でひとり、旅をしたんだけど、

三島もとっても好きになりました

去年の画集の準備から、ずーっと走っていたから、ちょっとゆっくりできたよ

おすしも食べたのです

 

 

 

静岡は私にとってとてもポジティブな場所です

また絵をもって行きますので、よろしくお願いします

 

 

 

 

 

 

写真/米澤あす香さん

 

 

kansou23:07 。。。。



2016/9/16

 

秋がきた

 

 

個展、すべての天気の下で、終わりました

 

徒歩、電車に乗って、貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました

ふらっと入ってくださった方も、そのふらっとにありがとうございました

絵をみることはそれなりに、気力を使うものだと思いますが、

涼しい気持ち、いい気持ち、癒されたーって言ってくれて、

予想していない反応をいただき、なるほどそうなんだ!という気持ちになりました

楽しんでもらえたかな

 

 

今回は吉祥寺のにじ画廊さんの2階をお借りして、

9枚の布の絵、モビール、植木鉢、おきものの展示をしました

布の絵は天井から吊るし、揺れたり、影ができたりします

そのあいだを歩き、触ることができるというかたちでした

透けるので絵をはさんでその絵のことを話せるのが、不思議で楽しかったです

 

 

私が今回感動したのは、階段を上って、初めて全体を見た時のみなさんの表情、

表情というか目でした

 

わあっとした表情、

きらっと目

あんなに綺麗なもの滅多に見れないな

こんなきらっとをいっぱい見ると、

世界は危険がいっぱいだけれど、

希望もいっぱい、と思います

 

 

その後は、どなたもゆっくりじっくり見てくださって、

私は絵描きなので、絵を見てもらえたことがとても嬉しかったです

ギャラリーでの個展が初めてとここにも書きましたが、

反応はそこが一番のちがいだと思いました

自分の気持ちの変化については、

まだまとめ中です

(でもやっぱり、どこにだって絵を置くことは、希望がいっぱい

本屋でもカフェでもギャラリーでも、病院でも、家でも、外でも、もしかしたら、水の中でも)

 

 

制作中はそのひとりぶりに怖くなることもありますが、

こうやって見てもらって、生の反応を見ると、

そんな気持ちも忘れて、伝わったことが嬉しい、また描こう

というとても明快な思考になります

また描こう、まず自分のために、そして見てもらって、

みんなの気持ちが混ざって、混ざって、そうやって絵は過去になっていくんだな

そんなことを思いました

 

 

 

 

すべての天気の下では、

天気の絵を描きました

天気によって気分は変わる

気分がちょっとね、はお天気のせいかもしれない

でも本当はそれがどこからきているのか、知っている私の心

どちらでもいいし、どちらもいい、

 

私は最近は、そんなグレーに豊かな色を感じています

 

 

しばらく紙でしたが、布の絵に向きあったこと、忘れません

にじみを待つ時間、床に絵の具が落ちる音、動くものに描くリズム

 

11年目最初の個展、またここから始まる予感です

これからも描いていきますので、またの機会にはよろしくお願いします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

kansou13:43 。。。。