tsumoru | n o t e(夏)

n o t e(夏)




2019 08 04

晴れ

 

7月から8月にかけてのことを書きます。

ムクゲ、牡丹臭木、夾竹桃、芙蓉が咲くこのごろ、

夕方のうつくしさはみごと。

 

「七夕、2人のグラス」が終わってから、その後のこまごまとしたことをしました。

天の川の雫ブローチを新たに作ってサニーさんに送った。

買ってくださった方、ありがとうございました。嬉しいです。

 

SUNNY BOY BOOKSのサニーさんはとても気のいい人でグラスや、

ブローチが完売したことを嬉しく思ってくれて伝えてくれる。

それでまた嬉しくなる。

私は作ったものが、誰かにとっていいな、きれいだなっていう心に響くことが嬉しい。

 

サニーさんは自分がいいなって思う本が売れると嬉しいけれど寂しくなって、

その空いたところにまたいい本をおかなきゃって思うと言っていて、心にのこった。

展示中はそんな話もできてよかったです。

最終日、夜、グラスを郵便局へ発送しに行った帰り、くるりの歌を交互にうたっていて、

「東京」は、遠距離恋愛の歌だ、いや成就しなかった恋の歌ではないか、と話した。

 

 

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月末は仙台にいってきました。

 

3つのお店にいって、器と、本1冊、本2冊買った。

どのお店もお会計の時、ワアって感じで嬉しそうにしてくれて私も嬉しくなった。

(いいなと思ってもらえると嬉しいものね。)

素直な反応に出会うとほっとする。

 

本1冊は読み終えて、2冊は絵を描く時に参考にする用だからこれから関係が始まる。

「季語の成り立ち辞典」「風と雲のことば辞典」です。

離れられなくなったから、買った。

 

器は今、お米のとぎ汁で煮ています。

そのとぎ汁の、「でどころ」のごはんも炊いているので部屋があつい。

今日は栄養のあるものをつくる。

器はグレーに青がちょっとにじんでいて、貫入がたくさん入っていてきれいです。

器はある時、私はそろそろ器をちゃんと集めようと決めて、ゆっくり買っています。

これから家にいる時間が増えると予感した時、決めました。

 

仙台へは兄夫婦の結婚式へ行ってきました。

兄が結婚できるとは、とすべての妹が思う感想を私もいだきつつ、

お嫁さんはかわいいし、仙台は良いところだし、楽しく過ごしました。

 

お嫁さんが歌をうたった。

花嫁が歌をうたう披露宴は2回めで、前回も楽しく、感動して、

今回も同じ気持ちになりました。

人生一番のハレの場で、しずしずとしているのではなくて、

力強く全身で、音楽という芸術で今日を表すことに感動する、のかな。

花嫁が本気でうたう披露宴が好き。

 

帰宅した数日後、松岡さんから絵葉書が届いて(「しのつく人」を送ったお礼)、

仙台に行ってきたよ、と書いてあってぐうぜんに驚いた。

松岡さんは友だちです。

 

あと最近のことは挿絵のお仕事の絵を描いたこと、

アートワークをした影山さんCDのリリースが楽しみなこと、

年末の個展への準備はじめましたのこと、

福岡の「ナツメ書店」さんで新しく本のお取り扱いが嬉しい、ということです。

福岡にもあそびにゆきたい。

 

さくらももこさんがエッセイで、

「どんなに時代が進んでも、個人の力は変わりません」と書いていて、

読んだのは10年くらい前かな、私はとても前向きなことばとして捉えてて、好きで。

 

個人の力、そのことをよく、考えます。

 

tsumoru00:17 。。。。



2019 5 16

晴れ

 

静かな5月の夜です。

なにかむしがもう鳴いています。

 

明日から三日間、三島です。

「Village」に参加するからです。

Villageには、初めてでます。

三島は、風とおしがよい気がします。

 

 

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私はあれから、

新しいお仕事をいただいたり、そこでたくさんお話したり、新しい絵を描いたり、

母の結婚式に参加したり(生きていると、本当にいろいろなことがおこります)、

7月のpop upのことを悩んで試したり、していました。

 

 

Villageのことも、もちろん。

 

「結わえる絵」は、スタッフのはしもとさんからのお誘いで、2人で考えました。

 

梅の小径の空に、かろやかな結界をつくります。

 

 

 

 

 

 

 

 

Villageは楽寿園をひとつの、まち、として考えていて、

いくつかのまちがあって、たくさんの作家さんがそれぞれの場所でお店をひらきます。

私は梅の小径です。

はしもとさんは梅の小径の担当で「女が元気な商店街」というテーマを考えたわけです。

はしもとさんも、元気な女の子です。

 

ARTS&CRAFT 静岡手創り市にでるとき、

「村みたいだなあ」とよく思っていました。

とくに夕方そう思いました。

絵で、この村で働けて嬉しいなあ、とも。

 

だから、Villageのコンセプトも、「女が元気な商店街」も、

すぐに理解できたのでした。

 

女性の作家のみなさんの、尊敬するものづくりの時間を、

絵でつなぐことができたらいいなと思います。

そこを歩くみなさんともつながると、いいな。

 

※VillageはARTS&CRAFT 静岡手創り市が主催しているイベントです。

 

 

 

大きく描いて、カットしています。

950枚くらい。

 

 

 

途中。きれいです。

 

 

 

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個人ブースの「結わえる袋」は、

バッグに色をにじませるライブペイントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外に出る時、バッグにはたくさん、自分をまもるものが入っています。

 

結界も、バッグも、まもるもの。

 

私は絵を描いて長いですが、

ここ最近は身に着けるものもつくっています。

ヘアゴム、ブローチ、今回のバッグ。

そのどれもが、おまもりになるようにと、どこかで、かすかに、思ってつくっています。

 

バッグには、さらに透明おまもりつき。

ひもが長いので持ち手にひっかけたり、ぐるぐるしたり、

自由に結界をつくってください。

 

女の元気な商店街、たのしみにしています。

おまちしています。

 

 

 

 

 

追伸:

用意が早くおわったので、はぎれでふうとうをつくりました。

 

omoide hagire「ふうとう」

 

本や、レターセットをつくるときに、どうしても出てしまう、

サンプルや、ミスプリント。

さりゆく制作の思い出をふうとうにしました。

少しの汚れ、少しのメモ、ご了承ください。

 

こういうこと、ずーっとしたかった。

少し時間ができたので、つくれましたよ。

 

少しだけですが、もっていきます。

お手にとって、ごらんくださいね。

 

 

 

tsumoru19:55 。。。。



2019 04 03

晴れ

 

 

私は、「大模写展」の「睡蓮」をぶじにサニーの壁にとりつけたのち、

三島にいったり、友だちと友だちの赤ちゃんに会いにいったり、

新しい絵をかいたり、桜を見たりしていました。

 

この部屋からは桜が見える。

ささやかに花びらが散るようす、

それを見る時、私は毎春、

すこしのもので充分、と思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

桜は、時間によって色が変わる。

桜が見える部屋に住むのは初めて。

だからたくさん、発見がある。

私が好きなのは、今の時間。

夕方の桜はうすいゴールドがかかっている。

これから青いほうの夕方きて、青にひたされたような桜もとてもきれい。

 

でも、もっときれいなのは、人がとおる時かな。

この木の下をとおる人はすこし、ゆっくりになる。

見上げて、顔に肩に桜の影をまとい動いてゆく。

 

 

 

 

三島にいったのは5/18、19の「Village」にでるからです。

そのシミュレーションにおじゃましてきました。

 

友だちの赤ちゃんはとても小さく、

友だちは変わらなく、2人でお弁当をたべました。

 

「まだ手を見つけていない」状態とのこと。

赤ちゃん、すぐ忙しくなるだろうからその時間を味わってほしいなと思った。

私もあったであろう、「まだ手を見つけていない」時期に思いを馳せた。

重要に思えた。

見つけていないものがいっぱいの時間。

でも今、すべて見つけきったとはかぎらないよね。

 

新しい絵はある人のために描いています。

それぞれを生きている春、です。

 

「大模写展」は、18日までつづきます。

tsumoru18:10 。。。。



2019 03 28

晴れ 小雨 くもり

 

 

私は、365日のブローチ展が終わってから、

2日間ねむりました。

何年分のねむりみたいに、睡眠する蓮のきぶんで。

 

そのあとは、個展後のこまごまとしたことをして、

みんなにブローチが届いたかドキドキして、

本を作って、納品して、部屋を整理して、

これからのことを考えて、

「大模写展」の絵を描いていました。

 

「大模写展」はSUNNY BOY BOOKSの6周年の企画展で、36人が参加します。

SUNNYはオープン当初からもちつもたれつでがんばってきたので、

(サニーさん曰く「いとこ」のような私たち。)

ぜひ参加したいなと思いました。

 

私は1908年、クロード・モネさんの「睡蓮」を模写しました。

丸の絵。

 

この時モネさん68歳。私いま34歳。

「睡蓮」のシリーズを描き始めて10年目ごろ。

私は絵を初めて14年。

 

モネさんは去年、展示をみて、自由な気持ちをもらって好きになりました。

(その時、子ども向けの解説のさん付けが気に入った。モネさん。)

まだ深くしらなのです。

図書館で重い画集をひろげる。

モネさんは勉強があんまりで、デッサンが上手だったんですって。

同じだ。

「誰もが私の芸術を論じ、

あたかも理解しなければならないかのように、

理解した風を装っているが、

本当は、ただ愛しさえすればよいのだ。」

 

愛しさえすれば。

 

 

 

 

描きながら、考えこんでしまいました。

途中で、そっくりだ、って思ったから。

そっくりでいいの?

サニーさんのねらいって、そこなのかな?

 

「私の模写」に、むきあってみる。

 

私は睡蓮の花のところを、自分の睡蓮を、描きたいんだ。

モネさんの睡蓮そっくりでもなくて、

本物の睡蓮そっくりでもなくて、

モネさんの睡蓮をみた私の睡蓮、、、。

 

 

 

 

そっくりでいいの?のモワモワは描き終えたいまも私を纏っている。

でもたしかに、このモワモワはモネさんの絵を愛したからのモワモワ、のような気がする。

よくわからない、けれど、私は憧れの人に初めてあいさつできたような、感覚をもった。

 

描きはじめ、ドキドキワクワクした。

はじめましてとうまく言えただろうか。

あなたを知りたい気持ち、に近いのかな、模写って。

だって気になる人の歩き方とか思い出せるでしょう。

思いだせば、模写は画家でなくとも。

 

他のみなさんの絵も楽しみです。

どんな気持ちで描いたのか聞いてみたいです。

 

「大模写展」、よかったら見にきてください。

30日、土曜日からです。6歳お祝いしましょ。

 

 

 

tsumoru01:04 。。。。



2019 02 07

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はきのうの雨で、空気が洗われていました。

 

ベランダで感じる、雨のあとの春まじるにおい。

遠くに梅が咲いているよ。

個展の告知をするならこんな日。 

個展の告知をしなくても、

部屋の掃除をするのでも、

なんでも、なんでも、するならこんな日。

あ、今日は母の誕生日だ。

 

夕方、買い物にでて、川を歩いた。

あまりにも透明だった。

私たち、空気ではなくて、透明な水のなかにいる、と仮定したらどうかな。

水のなかの絵の具みたいに、滲んで、ただよって、ひろがっていくだけ。

 

悲しみもしあわせも、目にみえない気持ちは、水のなかに、ただ。

消えていくだけ。

そう思うとすこしほっとする。

 

でも、その対岸のように、目にみえるものは、大事にしたいと思う。

なんだろなこの気持ち。

欲、にも似てる、けれどもかすか、である。

 

 

 

 

この冬は鳥の名前を2つおぼえました。

 

最近は白いサギと目があう。

ゆっくり話しかける、また会ったね。

ゆっくり時間がすぎていく。

水のなかを歩くよう。

 

かめの歩みのよう。

 

心は猫の、歩みのように。

 

土星の輪っかの上でもなんらかわらない、

猫の歩みのように。

 

 

 

 

 

 

個展、

365日のブローチ = 小さな絵、

よかったらみにきてくださいね。

準備がんばっていますよ。

now 、に詳細まとめて書いています。

 

写真は1年のブローチを眺めながら描いている大きな絵。

この絵も展示します。

 

tsumoru01:27 。。。。